パワーポイント powerpoint 2003で、CPU使用率が100%になってしまう件。

ウェブ上ではMS-IMEのユーザ辞書ファイルが破損してそうなるという話が出ている。
この場合はユーザ辞書ファイルを「修復」するか、全く新しいファイル名を設定して作り直すとよいらしい。
しかしそれでうまく直らなかったものを、今回、別の原因を発見して問題を解消できたのでメモ。
上記ユーザ辞書ファイルに問題があるケースの特徴と思われること
1.日本語入力でMS-IMEを使っていること
 たぶん、そうではないと問題は生じないと思うんだよね。
2.書いている内容やPPTファイルによらず、現象が発生すること
 IMEという共通の環境(と言っていいのかな?)が原因なので、特定の文字とかPPTに埋め込まれたメタ情報とかには依存しないで発生するのじゃないかな。実際、ネットで出ているトラブル事例にはそういうのが多いようだ。
ところが、今回私が直面したのは、そういう条件に当てはまらなかった。
1.日本語入力はATOKを使っている。
2.特定のファイルにのみ発生する。
で、作った内容を削って問題を絞っていくと、日本語の自動文章校正が引っかかっていることがわかった。
なぜか、テキストの「言語」に日本語と中国語とかが混在すると、文章校正の処理が重くなるみたいなのだ。というわけで、
【対処法】
「言語」が中国語とかになっている部分を選択して、日本語に指定し直す。
  英語はOKらしい。手順は「ツール」→「言語」で日本語を選択。
中国語を混在させたい場合には、自動文章校正をオフにする。
  「ツール」→「オプション」→「スペルとスタイル」→「日本語文章校正」
「言語」に一文字でも中国語が混じっていると文章校正の処理が遅くなるが、「中国語」が増えるほどCPU使用率が高くなるようだ。なので、混在割合が少なかったり全体の文章自体が短かったりする場合には気がつかないことが多いかも。