【中国ブログ】中国人が願う「訪日ビザの発給条件緩和」 2009/12/02(水) 14:13:18 サーチナ
日本政府観光局(JNTO)発表:2009年10月の訪日中国人観光客数は前年同期比25.1%増の延べ10万8300人(推定値)。前年に続いて年間100万人を突破することは確実。
●個人観光ビザ発給に関する「中国人の立場からの『障壁』」:(個人ブログをネタにして書いているが)
(1) 『年収25万元(約317万円)以上』という制限
制限をクリアできる人は多いが、それを確実に証明することが難しい。
共働きの家庭において、夫が制限をクリアできても、妻が制限をクリアできない場合は、財産証明や預金証明などを提出しなければならない。
(2) 5万元(約64万円)もの『出国保証金』
『出国保証金』は、あらかじめ定めた期間内に帰国しない場合は没収されてしまう。
3人家族が日本に旅行に行くとすれば、15万元もの現金が必要となり、これほど多くの現金を用意することのできる家庭は多くない。
★「財産証明や預金証明など、財産のすべてを抵当に入れるという屈辱的な気持ちで日本旅行が楽しめるわけがない」
実際、個人旅行を申請する中国人は減少の一途をたどっており、従来どおりの団体旅行を選択する中国人が増えているとのこと。
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「屈辱的な気持ち」というのはもっともだと思う。外国人参政権や婚外子の話でも見られたし、研修実習生の扱いでもそうだし、留学就学ビザの発給でもそうだけど、とにかく日本は外国人嫌いが多いし、特にアジア人=不法滞在という連想が即出てくるのが官民挙げての脊髄反射だからなあ…。ただ観光については業界と地方政治の圧力があるから徐々に緩和されるのではないかと思うけれど。もはや中国・韓国人観光客を無視しては成り立たない状況があるからね。