パワーポイント2010 図形:「フレーム」と「ドーナツ」の縁の幅

パワーポイントの図形(オートシェイプ)を変形させるハンドルには不十分なものが多い。

フレームの場合、縁の幅(同じことだが中央の穴の大きさ)を調整することができるが、一つしかハンドルがない。つまり、上下の縁と左右の縁の幅を独立に変更することができない。

で、その幅がどう調整されているのか。上下と左右の縁の幅は同じ幅に調整される。
例えば、フレームの大きさを縦16センチ、横20センチにする。
フレームの幅を1センチにすると、穴の大きさは、縦14センチ、横18センチ、
フレームの幅を2センチにすると、穴の大きさは、縦12センチ、横16センチ
……
というふうになるので、だんだん穴は細長くなっていって、
フレームの幅を7センチにすると、穴の大きさは、縦2センチ、横6センチ
というふうになる。

この「フレーム」では穴は常に中央に位置するので、穴の位置を自由に空けることはできないし、ましてや穴の形を長方形以外にすることもできない。

以上のことは「ドーナツ」でも同様に当てはまる。