発想:動かしたい図形と同じ図形を適当に重ね合わせてグループ化し、そのグループを「スピン」で回転させる。
※図形を2つ重ねてグループ化するので、そのグループは大きくなる。だからとても大きな図形の場合はアニメーション効果の具合が悪くなるかもしれない。
方法
- 動かしたい図形をコピーしてもう一つ同じもの(ダミー)を作る*1。
- 二つの図形を適当に重ね合わせてグループ化する。このとき、狙っている回転の中心にこのグループの中心(対角線の交点)が来るように重ね方を調整する。
- コピーした余計な図形の「塗りつぶし」と「線」の両方を「色なし」に指定する。
利点
- 比較的手数が少ないし発想が単純なので簡単にできる。
- 任意の点を回転の中心にできる。
欠点
- 余計な図形が増えてしまう。
- グループが大きくてスライドからはみ出しやすい。
他の方法
アニメーション効果の「スピン」と「ターン」の両方を同時に動かして回転を表現する方法がある。
- パワーポイント2010のアニメーション機能を使って、図形の「→」を時... - Yahoo!知恵袋
- パワーポイントについて教えてください。アニメーションの作り方で、図... - Yahoo!知恵袋
- Powerpointで回転するアニメーションPowerpoint上で,時計の針の... - Yahoo!知恵袋
この方法の利点は一つの図形に直接アニメーション効果を設定していて、ここで提案する方法の欠点がないこと。この方がエレガントでもある。ただし、動きの調整と設定が少々難解かつ面倒である。
*1:ダミーの図形は動かしたい図形と同じである必要はないが、ただ手順や調整が簡単なのでそうしているだけである。