とりあえずメモ:シャープの亀山工場関連

GIGAZINE経由で。

シャープ:液晶新工場10月に稼働 生産拡大路線に転換 - 毎日jp(毎日新聞) (魚拓

シャープ:亀山第2も海外移設 国内生産は堺工場に集約 − 毎日jp(毎日新聞) (魚拓

NIRAケーススタディー・シリーズ
児玉克哉「シャープ亀山工場の誘致とまちづくり−地域活性化への起爆剤となるか−」NIRA Case Study Series No.2007-06-AA-4(要旨本文PDF

シャープのウェブサイトから

亀山工場:亀山:シャープ
亀山工場とは トップ|亀山工場:亀山:シャープ (魚拓

液晶パネルから液晶テレビの組み立てまで一貫生産する世界初の画期的な垂直統合型工場です。

亀山工場の周辺には、既存の天理工場(奈良県)、三重工場(三重県多気)があり、車で約1時間程度で行き来できるため、それぞれの工場にいる世界最先端の液晶技術をもつエンジニアたちが、互いにそのリソースを有効に共有化し、新しい液晶技術の進化を促し、亀山工場で醸成させることが可能です。また、三重県が推進するクリスタルバレー構想のもと、フラットパネルディスプレイ産業の関連企業が多数集積していることから、関連企業とのコミュニケーションを互いに深め、新規部材の開発や製品設計の開発スピードを飛躍的に高めることが可能です。

コンセプト|亀山工場とは|亀山工場:亀山:シャープ魚拓

亀山工場は、液晶パネルから液晶テレビまで工場内で一貫生産し、物流および生産・検査工程の合理化を図った垂直統合型の画期的な最新鋭工場です。独自の液晶技術とテレビ映像技術をひとつの工場に集積化することで、開発設計の効率化を実現すると共にデバイスと商品のスパイラル効果を高めます。

液晶技術とテレビ映像技術が融合
拠点の一体化により、技術者同士の密接な交流が生まれます。液晶技術とテレビ技術が融合することで、リアルタイムに情報がフィードバックされ、設計品質の向上や生産リードタイムの短縮、薄型軽量化などをもたらす総合力が生まれました。

「開発」と「生産」のすりあわせ
技術開発拠点のみならず生産の拠点を国内に持ち、双方を一カ所に集約することで、部門の垣根を越えたモノづくりの強みが発揮されるとシャープは考えています。

亀山第1工場|亀山工場とは|亀山工場:亀山:シャープ魚拓
亀山第2工場|亀山工場とは|亀山工場:亀山:シャープ魚拓
巨大工場の創造|亀山工場とは|亀山工場:亀山:シャープ魚拓
概要と沿革|亀山工場とは|亀山工場:亀山:シャープ魚拓
ロケーション|亀山工場とは|亀山工場:亀山:シャープ魚拓
周辺拠点:シャープ本社、シャープ天理工場、シャープ三重工場

三重県は古くから交通の要衝で、高速道路や鉄道、中部国際新空港「セントレア」などインフラが整備されています。三重県多気には、モバイル液晶を生産する当社三重工場、西方隣県の奈良にもモバイル液晶を生産する天理工場があり、加えて、三重県が推進する「クリスタルバレー構想」のもと、液晶関連メーカーが集積しており、ここ亀山は、液晶テレビを生産する工場としてふさわしい場所といえます。

亀山のモノづくり トップ|亀山工場:亀山:シャープ
技術のすりあわせ|亀山のモノづくり|亀山工場:亀山:シャープ魚拓

・亀山工場の周辺には、既存の天理工場(奈良県)、三重工場(三重県多気)があり、車で約1時間程度で行き来できる
フラットパネルディスプレイ産業の関連企業が多数集積している
・液晶パネルからテレビまでの一貫生産を行う垂直統合型工場→最先端の技術者たちによるハイレベルの「すりあわせ」から、部門の垣根を越えたモノづくりの強みが生まれます。

バーチャルファクトリー|亀山工場:亀山:シャープ
Flashなので抜粋

03. 液晶テレビ工場(亀山第1工場)
パネル工場と隣接したテレビ工場は、幅約140m、奥行き約100m、延床面積約77,600㎡。26型以上の液晶テレビを月10万台生産できます。

04. 液晶パネル工場(亀山第1工場)
幅約100m、奥行き約300m、延床面積約12万㎡。第6世代マザーガラス(32型で8面/37型で6面)を月60,000枚投入できます。

05. 亀山第2工場
50、40型クラスの大型液晶テレビ向けパネルの生産に最適な、世界最大の第8世代マザーガラスを採用した最新鋭パネル工場です。

06. 物流センター
亀山工場で生産された液晶テレビアクオスは、この物流センターに集められ、全世界のお客様へと供給されます。

07. 業界最大級の工程排水リサイクルシステム
液晶パネルの製造工程で使用する大量の水を100%循環利用するため、バイオ技術などを駆使して水を浄化・脱臭しています。

08. 日本最大級のコ・ジェネレーションシステム
LNG液化天然ガス)を用いて、第1工場は約12,000キロワット、第2工場は約14,400キロワット、合計約26,400キロワットを自家発電し、その際に発生する廃熱を冷暖房や給湯などに利用しています。

09. 世界最大*の超伝導電力貯蔵装置
落雷などによる瞬間的な電圧の低下(瞬低)対策として、10,000キロワットの超伝導電力貯蔵装置を導入することにより、大電流を瞬時に出力し、電圧低下による影響を防ぎます。
*) 2006年9月19日現在、当社調べ

10. 日本最大級の1,000kw燃料電池システム
国内最大級となる合計発電量1,000kwの燃料電池システムを設置しました。また、発電に伴う廃熱も蒸気として回収しています。

11. 制震ダンパーシステム
地震の揺れを吸収するために、建物全体に制震構造設計を採用しました。震度7レベルの地震が発生しても被害を最小限に抑えるなど、不測の事態に対して万全に備えつつ、最善の生産環境を確保しています。

12. 世界最大*1の太陽光発電システム
工場の屋上はじめ各所に設けられた世界最大*1の太陽光発電システムで、好天時には一般家庭の約1,300軒分に相当*2する電力を発電します。
*1) 2006年9月19日現在、建物設置において。当社調べ
*2) 一般家庭の太陽光発電は約4キロワットのシステム。従って、5,210kW÷4kW=約1,300軒

13. シースルータイプ薄膜太陽電池
光を適度に透過させながら発電する新開発のシースルータイプ薄膜太陽電池を第2工場の前面カーテンウォールに設置しました。