X1 Carbon:PrintScreen (PrtSc) キーを右クリックキー(メニューキー、アプリケーションキー)にする

ThinkPad X1 Carbon 5 Gen にはキー配置変更ユーティリティがある。しかし、PrintScreenを変更する機能はないようだ。そこで、非標準の方法を使うことになる。

キー配置を変更するには、レジストリを手で直接変更する、レジストリ変更ソフトウェア(ChangeKeyとかAutoHotKeyとかKeyTweakとかSharpKeys、いろいろある。)を使う、などの方法がある。ドライバを変更するという方法もあるらしい。しかし、今回は、レジストリを変更しないアプリケーションソフトを利用する。

方法:DovorakJというキー配置変更ソフトウェアを使う。
入手先:DvorakJ
インストール方法:不要。任意のフォルダで上記プログラムを実行する。
特徴:プログラム実行中のときだけ、変更が有効になる。レジストリを変更しない。
 
Windows起動時にDovorakJを起動し、常駐させると良い。
方法:DovorakJの設定画面で、「その他」→「起動時の設定」→「DovorakJの自動起動」と「設定画面の非表示」
PrintScreenが必要なときには、DovorakJを一時停止すると良い。


設定方法
「単一キー」→「[Pause]など」→[Print Screen]の指定を「{メニュー}」にする。

DvorakJ特有の注意点

使い方はシンプル。UI画面で割り当てを変更したいキーを選び、代わりにどのキーの機能を割り当てるか(あるいは何も割り当てず、無効にするか)を選択すればよい。

 DvorakJでのキーリマップはこのソフトが起動(常駐)している間だけ有効となるので、自身で制御しやすいのもいい。ソフトをスタートアップに登録しておけばWindows起動とともに常駐されるので手間はかからないし、あわせて「起動時に最小化する」「最小化時に設定画面をタスクトレイに格納する」をチェックしておけば、常駐していることを意識することなく利用できる。そして、インストール作業が必要ないプログラムなので、USBメモリなどに入れて携帯すればセカンドPCや借り物のPCなどでも手間なく共用できるのがメリットだ。
参考:鈴木雅暢(2013)「第8回 ThinkPadキーボードのキーマップをカスタマイズする - ITmedia PC USER」,ITmedia2013年10月10日 13時00分 公開

参考にした記事
キー入れ替えソフト:SharpKeys(と KeyTweak) - 北の窓から(芦田っち)