日本政策金融公庫の事例紹介

「漁業」東町漁業協同組合(組合員数 正組合員474名 職員数113名)

http://www.afc.jfc.go.jp/information/manage/forest_fish/071001.html

40年前、この町に産業らしい産業は何もなかったのです。町外へ出稼ぎに出る人が多く、町は過疎化や高齢化にあえいでいる背景の中、当時の組合長は何とか町を離れず安定した生活を送ることができる漁業を探そうと必死だったと聞いています

養殖業の開始→競争相手の出現と新分野への進出
鰤王ってここの商標だったのか。
それにしても組合の規模の大きさに驚いた。

林業」田島 信太郎さん(大分県日田市 経営森林1,280ha)

http://www.afc.jfc.go.jp/information/manage/forest_fish/060802.html

経営森林面積は1200ヘクタール。生産されるスギは年間3000から5000立方メートル。
立方メートルあたり1万円という低単価で製材工場へ直接出荷。
間伐コスト削減のため作業を外注化したが、価格低下で採算割れ、間伐補助金に頼る状態。→森林機能のビジネス化に着目。
木材価格の下落により、新たな投資費用を捻出するのが難しい状態。

林業」山田新也さん(兵庫県姫路市 経営森林304ha)

http://www.afc.jfc.go.jp/information/manage/forest_fish/060801.html

 大橋氏指導の作業道は道の構造だけでなく、山にどのように道をつけるのかという路網設計はもちろん、各林家の状況、森林の生育状況に応じて経営的に無理のない、また、森林にも無理のないものだそうだ。

 大橋氏の指導どおりの作業道を取り入れるとこれまでと比べ崩れることが全くなくなり、自信をもって計画的に作業道を設置し間伐ができるようになったという。

注文で販売

 ただ、こうした注文を受けて材を出せるのも、路網密度の高い作業道を整備し、また、どういった木がどこにあるのかを把握しているから可能なのだという。

 ふたりともこれからの林業は明るいという。それは、森林の成熟度が増したなかで架線集材から高密度路網による集材へと技術革新が進み格段に効率的な間伐、出材が可能となってきたためだという。択伐と高密度路網を組み合わせれば間伐コストは劇的に削減でき、現在の木材単価でも十分収益を上げられるという。

林業」(有)住まいず(鹿児島県霧島市隼人町

http://www.afc.jfc.go.jp/information/manage/forest_fish/080312.html

韓国に鹿児島県産木造住宅を出荷。
1990年代初めごろ 鹿児島産のスギなどの木材を柱や梁の住宅部材に加工して消費地に運び住宅として立ち上げる産地直送の住宅システムの構築に取組む
関西神戸地区に建設していた13棟の住宅が阪神淡路大震災でもびくともしなかった→大きな自信
平成7年に「事業組合日本産直住宅」を立上げた。
息子の韓国留学→韓国訪問→「この産直住宅の海外拡大版という位置付けで韓国への輸出にも取組んでみよう」
平成15年 「日本木造住宅輸出協会」を設立
木材生産や製材、プレカット加工、竹炭生産、県森林組合などの関係者をメンバー
鹿児島産の木材などでつくった木造住宅
平成16年 韓国に日本産の木造住宅第一号が誕生、4棟建築
平成19年までの4年間で18棟の建築実績

住まいず公式サイト http://www2.synapse.ne.jp/jdh/
11代目の住宅業界奮闘記 http://sumaizu.blog43.fc2.com/