ウナギの代わりにナマズを鹿児島県でという話。

ウナギ保護という点ではよいのだが。鹿児島県の養鰻業が上手く転換できればとも思うが。

近大が「ウナギ味ナマズ」試食会 鹿児島で本格養殖方針 - 47NEWS(よんななニュース)(2015/07/13 18:28 【共同通信】)

 近畿大大阪府東大阪市)は13日、ウナギの生息数減少が危ぶまれる中、新たに開発した「ウナギ味のナマズ」の試食会を、大阪市内で報道関係者向けに開いた。かば焼きになったこのナマズは風味、食感ともほぼウナギ。近畿大は近く、鹿児島県内に設立予定の生産会社に技術を提供し、本格的な養殖を進める方針を明らかにした。

 開発を担当した農学部の有路昌彦准教授は取材に応じ「今後1年程度で約10万匹の生産を目指したい」と目標を語った。

 近大は、ウナギに食感が似ていて養殖技術が確立されているナマズに着目。えさや水質を工夫し、泥臭さがなく、脂の乗ったナマズの開発に成功したという。

・既に過去に養殖技術は確立済み
・しかしウナギほどに市場は広がらず
という状況だったわけで。代用品として普及させるには多くのハードルを越えなければならないようだ。結局、最も効果的なのはウナギの取引を禁じることではないか。
ナマズ養殖のために別の水産資源を枯渇させるなんてことがなければいいのだが。