大島紬業界活性化に「織姫館」=鹿児島市〔地域〕

時事ドットコム:大島紬業界活性化に「織姫館」=鹿児島市〔地域〕

 鹿児島市の繁華街、天文館にオープンした「織姫館」。鹿児島県の特産品、「大島紬(つむぎ)」のアンテナショップで、反物や帯のほか、携帯ストラップなどの小物類を豊富に取りそろえ、展示・販売している。
 業界全体を活性化させたいとの願いから、9月にオープン。週末になると、県外からの客も含め1日に5、60人が訪れるという。
 大島紬の起源は、1300年以上前にさかのぼる。軽くてしわになりにくいうえ、着心地が良いのが特徴だ。
 織姫館を運営する、本場大島紬織物協同組合では、9日から15日まで無料試着体験を実施。18歳以上の女性が対象で、3時間ほど天文館散策を楽しむことができる。(2009/11/10-09:29)

週末=客の多いときに1日60人程度=1時間に6人くらい。高級和装だと思えばびっくりだけどアクセサリーとか土産物とかが主体の店だろうしなあ…。「アンテナ」ショップだから採算は二の次としても、なかなか苦しそうだな…。
大島紬は最近は若い人の美術的価値の高い作品が出たりして意欲的なところもあるんだけど、やっぱりロットが出るものがほしいと思う。小物とかの試みは持続しているようだけど、なかなか採算ベースの確保が難しいのかなあと思ったり。
京都の舞妓姿での散策とかはそれ自体にバリューがあるけれど、「あの」天文館を散策してもなあ…。試みが意欲的なのはいいと思うんだけど、1週間だけど言わず永続的な催しにしてほしいし、仙厳園とか、絵になるところでやってくれるといいのになあと思ったり。そう言えば、なぜ奄美の郷でこういうのがないんだろ?