OneDriveの同期を「ドキュメント、デスクトップ、画像、個人用コンテナー フォルダーなど、PC にとって重要な特定のフォルダーをオフにすることはできません」という話

解約しようかと思うぐらい嫌な仕様。
フォルダ選択の自由度が、以前よりものすごく狭くなって使いにくくなった。

コンピューターと同期する OneDrive フォルダーを選択する - Microsoft サポート
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/98b8b011-8b94-419b-aa95-a14ff2415e85
「ドキュメント、デスクトップ、画像、個人用コンテナー フォルダーなど、PC にとって重要な特定のフォルダーをオフにすることはできません。」

Windowsのメニューバーの右下にOneDriveの雲の形のアイコンがある。
クリックして右上の歯車マーク→設定

「同期とバックアップ」→「重要なPCフォルダーをOneDriveにバックアップする」
「このPCのフォルダーをバックアップする」に、「ドキュメント」、「写真」、「デスクトップ」、「ミュージック」、「ビデオ」のバックアップON/OFFのスイッチがある。

「アカウント」→「OneDrive」の「フォルダーの選択」
ここで一覧が出てくるが、その意味がよく分からない。

* * * * * * * * *

「ドキュメント」フォルダは、アプリケーションソフトを入れると勝手にフォルダやファイルを作られたりする。そういうものが全部OneDriveに入ってうっとうしい。デスクトップなども同様。
AというPCにのみ入っているアプリケーションのユーザフォルダが、BというPCにも同期されて作られてしまう。本当にうっとうしい。

Cドライブのルートなどに作ったフォルダを同期させることもできない。使いにくい。

表の中に長い英数字文字列を入れると列の幅を変更できなくなる

Word365で表のセル内にウェブアドレス、URLなどの長い英数字の文字列を入れると、その列の幅がひどく長くなったり、列の幅を調整できなくなったりする。

Wordで表の中に長い英数字文字列を入れて列の幅がおかしくなった例

この図では下の表の列幅がおかしくなっている。そしてこの幅は調整できない。

これを修正するには、当該の英数字文字列について、「英単語の途中で改行する」属性をオンにする。
表の中の当該の英数字文字列の中にカーソルを合わせる(その段落を選択したのと同じ)
 →「ホーム」タブの段落セクションで右下角にある矢印マークをクリック
 →「段落」ダイアログボックスを開く
 →「英単語の途中で改行する」にチェックを入れる。

すると列幅を調整できるようになる。

参考:毎日新聞(2017/4/4)「デジタル:[ワード]URLを挿入したときの異常な文字間隔を正すには? URLやメールアドレスを途中で改行するワザ(GetNavi web)」
https://mainichi.jp/articles/20170404/gnw/00m/040/005000c

Google Calendarで文字列検索が上手く行かない

Googleカレンダーで予定を探すときに文字列検索すると、あるはずの予定がヒットしない。

ある文字列(例「補下」)を検索窓に入れて予定を探す。
候補が複数挙がったが、ヒットしていない項目がある。
ヒットしない項目の中の該当文字列は、「……abc補下あいう……」のように続いていた。そこで、
「補下あいう」で検索してみた → 見つからない
「abc補下」で検索してみた → 見つからない
「abc補下あいう」で(要するに前後を入れて長めの文字列で)検索してみた → 見つかった

しかし、周りの文字列を覚えていないと検索できないのは困る。そこで、
元の項目の文字列を「……abc 補下あいう……」と変更してみた。つまり、検索したい文字列「補下」と前の半角英数字との間にスペースを入れて切ってみた。→ 見つかった

Googleがどうやって検索しているのか分からないが、
・単語の区切りを判定しやすいようにしてやるとよいのかも。
Googleカレンダーでの検索では、ヒットした候補以外にも、該当の項目が隠れている可能性がある。
「補下」という文字列を検索して、全ての「補下」を見つけきれないのは割と困る。

SSDのクローンを作って新SSDに入れ替えたらAdobe Acrobatで「デバイスのライセンス認証の上限に達しました」となった。

マシン:ThinkPad X1 carbon Gen 5
OS:Windows 10
元のSSD:マシン購入当時のもの。Samsung製。
新しいSSD:WD Blue SN5000 NVMe 1TB

SSDの容量を拡張するために新しいSSDに既存環境を複製した。
ツール:Century 裸族のM.2 NVMe SSD 引越キット
    ソフトウェアは「CloneDrive2」

BitLockerが有効のままツールのマニュアル通りに複製。
換装後、起動せず→セーフモードで起動→再起動→自動起動したディスクチェックを実施→再起動→通常モードでWindows 10が起動。
SSDではBitLockerはかかっていない状態になった。
コンピュータ名は変化なし。
(Winキー→歯車マーク→システム→詳細情報 で確認。)

他のソフトウェアは今のところ以前通り起動、動作する。
MicrosoftのOneDrive, Office365
Google Chrome, Drive
など。
CyberLinkPowerDVD(追記:地デジ番組を録画したブルーレイディスクを再生できなくなった。)

Acrobatを起動すると、表記のメッセージタイトルに続いて
「続行するには別のデバイスからログアウトしてください」というメッセージ。
このマシンのコンピュータ名がログイン状態として表示されている。

まさにこのマシンなのだが……?
同名のマシンをログアウトさせる。→Adobe側の認証で自動的に新SSDがログインし以前通りの状態になった。

Adobe側の認証では、記憶媒体のシリアルナンバーの一致も必要なのかもしれない。

Windows 10などでドライブのシリアルナンバーを見るには、コマンドプロンプトで、
wmic diskdrive get model,SerialNumber
と入力すると、モデル名とシリアルナンバーが表示される。
"wmic diskdrive get/?" と入力すると取得できるプロパティの一覧が出る。
ただ、この一覧に serialNumber というプロパティはない。……?

掃除機の吸い口を道で拾ったワッシャー1枚で直した

日立製の家庭用掃除機用パワーヘッドD-AP38が、回転ブラシを動作させると大きな異音を立てるようになった。
中の部品であるプーリーブクミCV-SW7000 027に付けるワッシャーに、同じサイズのワッシャーを1枚足して2枚にし、タイミングベルトを交換したところ、異音が収まったので報告する。

異音発生までの経緯と原因の推定

2013年7月発売の日立製紙パック式クリーナー(CV-PY300)に付属する「パワーヘッドD-AP38」はモーター駆動の回転ブラシが床面のゴミ等を掻き取る方式の吸い口である(ノズルとも言う。以下では「吸い口」と称する)。
週1回1時間弱、フローリングを主、6畳の畳とキッチン前カーペットを十数年掃除したところ、動作中に床面に吸い口を接地させると「ギャー」という大きな異音を立てるようになった。

分解してモーターとブラシにつながる各部品を点検したところ、以下の部品に消耗が認められた。
1.ゴム製のタイミングベルトCV-SY7000 026
プーリーとモーター直結のギヤに噛む山が少しすり減っていた。
ただし、吸い口を通電して回転ブラシを空転させつつ、手で抵抗を掛けて回転を止めてみたところ、モーターの回転も止まった。このことから、ベルトの滑りは異音の原因ではないと考えられた。

2.プーリーブクミCV-SW7000 027と、付属の円柱状の金具
プーリー部の軸が摩耗して細くなっていた。また、軸受けとなる円柱状の金具の穴が摩耗して大きくなっていた。これにより、軸と軸受けの間に隙間ができてガタツキが出ていた。
プーリーの樹脂がワッシャーとの摩擦によって削れ、ワッシャーがプーリーにめり込むほどのへこみができていた。これにより、プーリーと回転ブラシの噛み合わせが緩むようになっていた。これにより回転ブラシが床面からの抵抗を受けたときにプーリーとのかみ合わせが外れ、両者の接合面がぶつかり合うことが異音の主因ではないかと推測された。

対策

プーリーの摩滅によって生じた隙間を埋めれば、プーリーと回転ブラシの噛み合わせが回復するので、異音が止まるのではないかと考えた。
プーリーにできたへこみの深さは、付属のワッシャーと同程度であった。そこで、その隙間を埋めるために、付属ワッシャーと同じ大きさのステンレス製ワッシャーを1枚追加して組み立てた。
まだ隙間は残っていたが、ワッシャーは1枚しかなかったため、1枚のみの追加にとどめた。ワッシャーとプーリーの樹脂面間の摺動よりも2枚のワッシャー間の摺動が大きくなることを期待して、ワッシャー表面を観察して滑りやすそうな面を選んで組み立てた。
また、タイミングベルトを交換した。修理前にすでに新品のタイミングベルトを入手していたため、この際交換した。

結果

組み立てた後、通常通り使用したところ、異音は発生しなかった。また空転時の振動が小さくなった。異音発生前の状態に復調し、以前通り使用できるようになった。ただし、壁に吸い口前面を強く押しつけるなどして大きな負荷を掛けると、小さいながらビビリ音が発生した。
症状は改善したものの、完全回復までに至っていない理由には、プーリーと回転ブラシの隙間が完全にはなくなっていないこと、回転軸のガタツキが残っていることの2点が考えられる。

修理時の注意点

分解組み立て時の注意点を記す。

  1. 殻割りするとき、組み立てるときに、ケース部品の爪を割らないように慎重にする。吸い口前面のゴム製エプロンのはめ込みがズレやすい。
  2. 分解時には部品間の電気配線を切らないように注意する。
  3. 組み立て時には配線の取り回しをよく観察し、ケース部間への噛みこみや挟み込みがないように処理する。細いマイナスドライバーや竹串、ピンなどで整理・押し込むなどする。
  4. 回転ブラシのスイッチになるボールを止めておくために、マスキングテープなどを使うと組み立てが楽になる。
  5. 回転ブラシと対向する小型ブラシ2個の取り付け方向に注意する。回転ブラシの両端にある緑と青の色に合わせる。反対向きにすると回らない。
  6. モーターなどにスポンジがクッションとして使用されている。劣化している場合は似た素材で張り替えるとよい。本例の個体では、以前の分解掃除の際、桃を買ったときに付いてきたスポンジに交換した。

まとめ

吸い口の回転ブラシの故障と異音発生というトラブルの一因にはプーリー部品の摩耗があり、その摩滅部分を適切に埋めることによりトラブル解消が可能であることを示した。
本例に示した手法は、(1) 交換用部品の入手が難しい場合の対策になりうる、(2) 無料ないし極めて安価に修理できるという2点において優位性がある。
ただし、摩耗した軸部の回復を含む完全な修復には至らないため、新品時と同等の改善はできない。動作時の騒音と振動をさらに小さくし、吸い口の動作寿命を更に延ばすには、プーリーブクミの一体的な交換が有効であろう。なお交換部品CV-SW7000 027は軸受けとなる円柱状の金具も付いている(本稿執筆時点、税別販売価格1,560円)。

コピペ、パクリの例

「日常では味わえない水の上の開放感と景色」という文字列でネット検索。
サップ(SUP)の宣伝・紹介記事がたくさん出てくる。海水浴場、温泉旅館、屋形船、グランピング、イベント、スポーツ用品店……。
他人の文章をパクって記事にするの、恥ずかしくないのかね、会社の名前も丸出しで。

Word アウトラインに自動で番号を振る課題への備忘録

レポートや論文で章・節・項の番号設定を自動で調整してくれるようにしたい。
 具体的には、
  1. 一つ目の章
  1-1. 一つ目の節
  1-1-1. 一つ目の項
 というような。
いろいろ先達のページもあるが、よく分からないのでメモ。

シンプルには……

  • 完成した原稿をWordに貼り付ける。
  • 見出しに「見出しのスタイル」を付けていく。

それが済んだら

  • 「見出しのスタイル」が付いた見出しに「アウトライン」から「リスト」を付ける。

方法:「ホーム」→「アウトライン」→「リストライブラリ」から選ぶ。

  • この「リスト」を付ける作業を原稿の冒頭の見出しから順にやっていく。

ただ、この1-1といった番号の自動化がしばしば上手く行かない。

直し方のメモ

「ホーム」→「アウトライン」→「新しいリストスタイルの定義」
これの、

  • 「開始位置」の番号………1-1とか1-2とかの数字の値を変更できる
  • 「書式の適用」の番号……1-1とか1-2とかのどの数字を変えるかを決める

また、
「書式」ボタン→「箇条書きと段落番号」→「アウトラインの修正」

  • 「配置」の「左インデントからの距離」……1-1とかの頭の数字の字下げ幅
  • 「インデント位置」……1-1とかの後の見出しのタイトルの位置の字下げ幅

これらで多少調整できるみたい。なのだが。

余談

文だと分かりにくいのでWin GameBarで動作をキャプチャしようとしたが、Wordのポップアップウィンドウは録画されないのね。具体的な操作を録画できないのであきらめた。