後期授業開始に先立ち、大学が独自に新型コロナ検査体制を整備する動き

大阪市立大学『1万人に抗原検査』検討…対象は全学生&教職員 10月後期授業の前に | MBS 関西のニュース(更新:2020/09/07 18:32)

 大阪市立大学は、今年10月から始まる後期授業の前に、全ての学生と教職員に対して新型コロナウイルスの抗原検査をすることを検討していることがわかりました。

 大学によりますと、対象となるのは学生約8000人と教職員約2000人で、大学構内の施設と附属病院での実施を想定しているということです。検査結果は研究へ活用することもあり得るとしていて、抗原検査で陽性となった場合には、PCR検査をするとしています。

 検査費用は1人あたり2000円程度とみられ、卒業生らからの寄付金などで作った学内の基金などを財源にすることにしています。大学はできるだけ速やかに検査を開始したいとしています。

京都産業大学が学内にPCR検査センター 島津製作所と連携|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞(2020年9月1日 15:47)

 新型コロナウイルスの感染対策として、京都産業大京都市北区)は1日、10月以降に学生や教職員を対象にPCR検査を学内で実施すると発表した。島津製作所(中京区)の検査用試薬を用い、陽性と判明した場合は保健所へ報告する。京産大は同日、下京区で同社と連携協定を締結した。

 学内に検査センターを設置する。対象は京産大の学生、教職員の無症状者で、唾液を検体として採取。寮生活やフィールド調査を行う学生らを優先的に実施するという。検査開始当初は1日40件を想定する。

京都産業大学の公式発表:京都産業大学と株式会社島津製作所との包括的連携協力について | 京都産業大学

至学館大、全学生に定期的なPCR検査:中日新聞Web(2020年9月9日 05時00分 (9月9日 05時01分更新))

 新型コロナウイルスの感染対策で、至学館大(愛知県大府市)が全ての学生や大学院生約千六百人を対象に定期的なPCR検査を始めることが分かった。感染拡大の芽を事前に摘むことで、授業や部活動といった学生生活を可能な限り通常通りに送れるようにするのが狙い。後期の授業が始まる二十四日から実施する予定で、検査を積極活用した取り組みとして注目を集めそうだ。(白名正和)
 同大によると、検査は大学で保有する実験用の「リアルタイムPCRシステム」一台を活用する。検体は唾液。想定では、一週間に二百人の検査を実施し、開始から二カ月かけて学生や大学院生の全員を検査する。その後も、約二カ月おきに検査を受けてもらう。
 同大は五輪三連覇などを達成した吉田沙保里さんがかつて所属し、現在は指導にあたる女子レスリング部をはじめ、スポーツの部活動が盛んで、学外での試合や強化合宿を行うことが少なくない。スポーツ以外でも、小中学校や幼稚園の教員になるための学部があり、実習などで学外に出向く機会も多いという。検査では、部活動や教育実習などで外部に出る必要のある学生らの優先枠を設ける。

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こういうニュースバリューが高いことは早い者勝ちになるから急いでやりたいよね……。